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『ガラッ!!ビシャッ!!』
勢いよく教室のドアが開き閉じられる
このクラスの担任と副担任が入ってきたのだ・・・
クラスの中が一気に静まり返る
最悪のクラスの担任
顎鬚(あごひげ)を生やし、葉巻を吹かす・・・赤のカッターに白のスーツ・・・オールバックに近い赤髪・・・190センチを超える巨漢・・・風貌は完全にヤクザにしか見えない男・・・鬼島羅刹
そして副担任
185センチ115キロの羅刹に匹敵する巨漢・・・そしてイカツイ顔・・・とても家庭科教師とは思えない風貌でありながら可愛い熊さんトレーナーとスウェットを着こなす男・・・・本田忠勝
羅刹「あ~おはよう・・・クソ餓鬼ども」
羅刹が葉巻を吹かしながら挨拶をする・・・
『バシィ!!!』
忠勝「貴様等!!鬼島先生が挨拶しとるんじゃろが!!挨拶せんか~!!馬鹿者どもが!!!!」
忠勝が竹刀で最後尾の空いている席を叩き大声を上げる
「「「お、おはようございます!!!」」」
羅刹「ん・・・宜しい・・・出欠をとるぞ・・・休みの奴手を挙げろ、いねぇな。よし」
((((出欠とる意味あんのか!?))))
羅刹「しっかし・・・このクラスはムサイな・・・野郎ばかりで・・・」
羅刹の言うとおりこのクラスは大半が男であった・・・
羅武「あら~アタシがいるじゃないですか~先生☆」
羅刹「変態は黙ってろ」
一刀両断である・・・
羅刹「あ~今日は身体測定があるからな・・テメェら・・・他所のクラスに負けんじゃねぇぞ!」
((((身体測定で何を競うんだ!?))))
忠勝「返事はどうした!!!腐ったみかんども!!!」
「「「「サーイエッサァー!!!!!」」」」
羅刹「じゃあホームルームを終わる、いいか校内で迷子になるなよ」
((((まだ迷子になるのか!?アンタは!!!??))))
こうして平和(?)なホームルームは終わりを告げる・・・・
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