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2年D組
利家「よ~信長!お前また寝てたろ?」
信長「あん?」
信長は窓辺の席に座ってグランドを眺めながら曖昧な返事を返す
信長「つか・・・うるせぇ!!」
『バシッ!』
信長の顔面にノートが当たる
信長「何しやがる!?さやか!!」
さやか「斉藤さんに色々説明してんでしょうが!うるさいとは何よ!!」
信長の後ろの席に座っている転校生、斉藤レイナの周りには人だかりが出来ていた
さやか以外は信長の怒鳴り声にビビってしまうが・・・
勝三郎「お前もやかましいぞ・・・信長」
信長「ケッ!・・・転校生迷惑してんじゃねぇか?」
さやか「なんでよ?」
信長「・・・別に」
信長はレイナを一瞥すると教室を出て行ってしまう
利家「おい!信長!」
籐吉郎「はっ!?天城さん!?天城さ~~ん!!」
利家と籐吉郎が信長を追いかけて教室を出て行く
勝三郎(犬とサル・・・あとはキジだな・・)
などと勝三郎が考えているとは誰もしらなかった
さやか「なんなの?アイツ」
「あ、あの人は気にしないでね・・・関わらなければ多分無害だから・・」
「斉藤さんも災難だね、あんな不良の後ろなんて」
信長と利家が出て行ったのをいいことに言いたい放題である
『ガタンッ!!』
席を立つ大きな音がする
幸村「お前たち・・・クラスの仲間の悪口を言うとはどういうことだ!!しかも本人がいなくなってすぐとは!!」
幸村が立ち上がって悪口を言っていた生徒に注意する
クラス委員長・・・真田幸村・・・とにかく熱い・・・暑苦しい男である・・・
猿飛「やめときなよ・・・いまどき流行んないよ?熱血なんて」
猿飛咲子・・・いつも冷め切った感じの女子高生である
幸村「ほっとけるわけないだろう!!天城も同じクラスメイトなんだぞ!さっちゃん!!」
『バキッ!!』
猿飛「さっちゃんは止めろって言ったろうが!!////」
「また始まったよ夫婦漫才(めおとまんざい)が」
猿飛「だ、////誰が夫婦だ!!茶化すな///」
幸村「何故殴る!?咲子」
猿飛「う////うるさ~い////」
猿飛は幸村を殴り飛ばし教室を出て行った・・・ものすごい速さで・・・
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