第五話【学園生活2年D組-1】

2/10
前へ
/122ページ
次へ
2年D組 利家「よ~信長!お前また寝てたろ?」 信長「あん?」 信長は窓辺の席に座ってグランドを眺めながら曖昧な返事を返す 信長「つか・・・うるせぇ!!」 『バシッ!』 信長の顔面にノートが当たる 信長「何しやがる!?さやか!!」 さやか「斉藤さんに色々説明してんでしょうが!うるさいとは何よ!!」 信長の後ろの席に座っている転校生、斉藤レイナの周りには人だかりが出来ていた さやか以外は信長の怒鳴り声にビビってしまうが・・・ 勝三郎「お前もやかましいぞ・・・信長」 信長「ケッ!・・・転校生迷惑してんじゃねぇか?」 さやか「なんでよ?」 信長「・・・別に」 信長はレイナを一瞥すると教室を出て行ってしまう 利家「おい!信長!」 籐吉郎「はっ!?天城さん!?天城さ~~ん!!」 利家と籐吉郎が信長を追いかけて教室を出て行く 勝三郎(犬とサル・・・あとはキジだな・・) などと勝三郎が考えているとは誰もしらなかった さやか「なんなの?アイツ」 「あ、あの人は気にしないでね・・・関わらなければ多分無害だから・・」 「斉藤さんも災難だね、あんな不良の後ろなんて」 信長と利家が出て行ったのをいいことに言いたい放題である 『ガタンッ!!』 席を立つ大きな音がする 幸村「お前たち・・・クラスの仲間の悪口を言うとはどういうことだ!!しかも本人がいなくなってすぐとは!!」 幸村が立ち上がって悪口を言っていた生徒に注意する クラス委員長・・・真田幸村・・・とにかく熱い・・・暑苦しい男である・・・ 猿飛「やめときなよ・・・いまどき流行んないよ?熱血なんて」 猿飛咲子・・・いつも冷め切った感じの女子高生である 幸村「ほっとけるわけないだろう!!天城も同じクラスメイトなんだぞ!さっちゃん!!」 『バキッ!!』 猿飛「さっちゃんは止めろって言ったろうが!!////」 「また始まったよ夫婦漫才(めおとまんざい)が」 猿飛「だ、////誰が夫婦だ!!茶化すな///」 幸村「何故殴る!?咲子」 猿飛「う////うるさ~い////」 猿飛は幸村を殴り飛ばし教室を出て行った・・・ものすごい速さで・・・
/122ページ

最初のコメントを投稿しよう!

462人が本棚に入れています
本棚に追加