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信長「・・・ここは・・・?」
真っ白な天井が見える・・・
なんだ・・・俺は・・・どうなった?
まわりを見渡す・・俺はベッドに寝ていた
どうやら病院らしい
身体が痛い・・・というか動きにくい、節々が固まってるかのようだ
俺はゆっくりだが身体を起こす
腕や身体に点滴やらなんやらが刺さってる
俺は今の状況を把握しようと思考をめぐらせる
その時だった
病室のドアが開いた
信長「!?」
俺は開いたドアの方を見るとそこには母親の姿があった
「の、信長・・・のぶなが~~~!!」
信長「ぐえっ!?」
こいつは・・・俺の母親だ・・・何を血迷ったかラリアットをかましてきやがった
俺が再び意識を飛ばしかけていたとき、腹の上ですすり泣く母親がいた
信長「・・・おい・・・」
「アンタ・・・一ヶ月も意識が戻らなかったんだから・・・お医者様も意識が戻る可能性は低いって・・・」
信長「・・・俺は・・・どうなったんだ?」
「覚えてないの?・・・ってそれより先生を呼ばなきゃ!」
母親はあわててナースコールを鳴らす
それから医者が来て、俺の診断をする
俺の意識は完全に覚醒した
そしてその時の状況がうっすらと思いだす
そうだ・・・俺はでかい美少女フィギュアの下敷きになったんだ・・・死んだと思ったが・・
生きてやがった・・・さすが俺だな!
信長「・・・あのガキは?」
「ガキ?」
母親が不思議そうな顔をする
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