第1話

2/4
前へ
/14ページ
次へ
リク(☆わかば★) 「荒川アンダー ザ ブリッジ」 リク(オイル○) 「俺は市ノ宮行。世界トップ企業である市ノ宮カンパニーの御曹司。いわゆる…生まれながらの勝ち組というやつだ。」 リク(†戯竜†) 「今はT大にストレートで合格し、学費からマンション代まですべて親に頼らず自分で稼いで生きている。」 リク(☆ロキシー★) 「ここまで自立して生きている理由は、わが市ノ宮家の家訓にある。『他人に借りを作るべからず』。」 リク(琶椰菟) 「市ノ宮家長男が代々絞め続ける家宝のネクタイはそれを語っている。とにかく、俺は今までそれを守ってきた。」 リク(めがねこ☆) 「誇りだ。そしてこれからも、俺は誰にも借りを作らず生きていく。そう、例えこんな時でもだ。」 ニノ(ふわり) 「第1話 借りを作れない男」 リク(マルトー) 「最近の子供は本当にエキセントリックだ。嵐のごとく突然に俺のズボンを集団で奪い、あそこに引っ掛けて去っていった。」 リク(るえむ) 「おおっと、悔しくなんかないさ。むしろ奴らは、怒らなかった俺に借りを作ったことになるんだからな。あっはっはっは!」 リク(Dead Perso) 「幸いにこの時間、ここは人通りが少ない。誰もいなければ、パンツの一枚や二枚披露したって…」 ニノ(赤ズキンchan) 「おい」 リク(真壁一騎) 「あ!!」 ニノ(梍-さいか-) 「それ、ケツ冷えないか?」 リク(練気) 「いた。」 「いえ、俺暑がりなんで」 ニノ(みひ丸) 「ならいい」 リク(うさみン→ナカ) 「落ち着け。今は一刻も早くズボンを回収するんだ。この女が勘違いして『きゃああ!』とか言ったら終わ…おおっ!」 パンツが脱げかける ニノ(r i n a ∮゚) 「なあ。もしかしてなんだが、あと3センチほどで公然猥褻罪になるんじゃないか?」 リク(M/A) 「いやあ…!まさか!気のせいですよ!」 ニノ(星桔苺) 「よかったら直してやろうか?こいつで。」 ニノは釣竿を示す
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加