第十一章 25年前…

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第十一章 25年前…

ヨシキ「そう、あの事件は25年前に起こった。」 25年前… とある研究所内… オーキド「ついに完成したぞ!」 サカキ「なんだオーキド。お前いつも徹夜して何を研究してたんだ?」 オーキド「ふふふ。それはまだ秘密だ。」 サカキ「なんだそれ。まあいいや。俺は帰るからな。」 オーキド「ああ。また明日。」 次の日… オーキド「みんなおはよう!」 サカキ「おはようさん。」 少年「こんにちは!」 オーキド「おや?その子は誰だ?」 サカキ「ああ、兄貴の息子だ。兄貴は外国へ出張行ってるからその間だけ俺の家で預かってるんだ。」 オーキド「そうか。名はなんというんだ?」 ヨシキ「僕、ヨシキっていうんだー。よろしく!」 オーキド「ああよろしく。あれ?その傷は?」 サカキ「来る途中に野生のポケモンに襲われたんだ。」 オーキド「ポケモンは凶暴な奴もいるからなぁ。」 サカキ「あれほど危ないって言ったのに、『ピカチュウ』に近づくからだ。」 ヨシキ「ごめんなさい…。」 オーキド「ほう。ヨシキ君はピカチュウが好きなのかい?」 ヨシキ「うん!大好きだよ!」 オーキド「そうかそうか。じゃあ捕まえてあげようか?」 サカキ「おいおい。ポケモンってのは人には懐かないぞ。しかも捕まえるったって、無理な話だ。」 オーキド「返り討ちにあうとでも?」 サカキ「ああそうだ。野生のポケモンは凶暴だ。ピカチュウならなおさらだ。電撃を食らって病院送りだろう。」 ヨシキ「そだよね…。ポケモンって人に懐かないゎだよね…。」 オーキド「ふふふ。実は策があるのさ。」 サカキ「策!?」
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