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ガタンゴトン
ガタンゴトン
「次は虹の台…虹の台」
はっ！！
電車のアナウンスでユラユラ揺れていた頭はしっかりと覚醒し、危ないところで乗り過ごすところだった駅を間一髪で降りた。
「危なかった…」
ため息をつきながら改札口を目指す。
私は上原凪。（うえはらなぎ）
先月大学生になり、今友達募集中。
高校からの友人はみんな就職し、私だけが今だ学生だ。
眠たい目を擦りながら大学に向かう。一限の教室を手帳で確認し着くと、ようやく席についた。
周りを見渡すと早い人はもうグループが出来ている。
私は周りを見渡し一人の人を見つけるが、そんな人はもうあまりいなかった。
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