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夜と朝の間、やや黄色みを帯びた灰色の空の下、誰も知らない所でそれは最初に起こった。 陽が完全に姿を現すと、小動物たちが目を覚ます。そして、そのとき初めて気付かれる。 彼らの憩いの場であった大きな一本の木が、そこからすっかり無くなっていた。 森で起きた異変に人間が気付いたのは、ひと月もたってからだった。 この謎を期に、世界で、主に日本で、不可思議な消失が報道されるようになっていった。
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