その声で…２

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悪ノリしすぎだ…。

止めようとする者は誰もおらず、皆面白そうに冷やかしている。

このクラスの奴らはまったく…。

「だーっ！悪かったって言ってんだろぉ！」

「テメェそれが教師に対する態度か？…お？」
ガサガサと手元をまさぐる。

目的の物が見つからないのか、担任はチッと軽く舌打ちした。

…切れたか。

「ま、これに懲りて授業に関係ない話しは慎むように」

「ふぁ～い…」
やれやれといった面持ちで伊東は適当な返事を返す。