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「イズミは名前設定やらなんやらまだなんだよな?」
慶…いやいや、リー先輩はそういって俺を見つめてきた。
…先輩だって解ってるんだけど、何この恥ずかしさ;
「設定、名前とか全然思い浮かばないんでメチャ悩み中ですよ、ははは…w」
先輩だし、正直どうしたらいいか解らないから素直に言ってみた。
ゆっくり決めてみてもいいしね。
「…イズミ、話があるんだがいいか?」
え?なんだろ?
とりあえず、何のことかは解らないし聞いてみなきゃね。
先輩が話か~…なんだろ??
「なんでしょ?明日の仕事の事ですか?」
思い当たる事もないのでなんとなく話を振ってみた。
「ちょwwお前wwwなんでここでリアルワークの話だよwwwww」
先輩に大爆笑されてしまった…
よく天然だとは言われる…空気嫁ですねw
「…えとw改めてなんでしょうかww」
先輩は屈み込み、お腹を抱えて笑っているのを顔を上げてこちらを見た。
ぁ、涙目になってるしw
にしても先輩の顔は本当にキレイだな~?
「あ~wwwわりぃwwちょ、受けたw」
そう言って先輩は瞳から溢れた涙を指で拭い、立ち上がって改めて声を掛けてくれた。
「イズミ、ウチで働かないか?」
「へ???」
いや、意味が解らなかった。
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