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「だけどさ~。」
「ん?なんだ海飛?」
帰り道で海飛が急に話題をふってきた。
「なんで大基の正夢が途中から変わったんだ?あいつらも俺らと同じ『能力者』だという事実は最初から無かったはずだ。」
「だよな~。」
そうなのだ。 龍人達が『能力者』という事実はないのだ。
「あと、何故れなの涙で俺の傷が治ったのか。」
「それは!」
さっきまで黙ってたれなが急に話してきた。
「それはね。私も『能力者』だから・・」
「まじで!?」
「・・と言っても、私の力は回復系と補助系なの。」
「でもさ!これってある意味奇跡じゃね?」
大基は大きな目を輝かせ、二人に語り出す。
「俺達に不思議な能力が付いている以上、戦わなくちゃいけないわけじゃん!だから逆にワクワクしてくるんだ!俺はこの力を受け入れ、戦う!」
「俺も受け入れよう。この力を!」
「私も受け入れる!」
海飛が、れなが同意してくれた。
「ありがとう・・。」
「正夢のことは見たらすぐ伝えろよ。」
「ああ!それじゃまた明日!」
「バイバイ大基くん!」
・・これからが運命の始まりだ!
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