1人が本棚に入れています
本棚に追加
「誰だお前ら!?」
「お子ちゃまが来る所じゃねえぜ!」
げらげらと笑う男達。だがその笑いは急に止まり、
「これ以上近づいてきたらコイツもお前らもただじゃ済ませねぇぞ。」
結構恐そうな口調でしゃべってるが、その男のおでこには、こぶがあった。
笑いながらも大基は
「気を引き締めろよ海飛。いくぞ」
「ああ!」
海飛が俺よりも先に走りだし、男達に攻撃しようとした。だが・・・
ズバアァァン!!
・・俺は唖然とした。
海飛はその場に倒れ、『血』を流していた。
リーダーの手には黒い何かが握られていた。
「きゃああああ!」
れなは悲鳴を上げていた。
「覚えておけ!俺の名前は千石龍人!『能力者』だ!」
「・・・能力者?」
海飛はやられ、コイツは変なことを言ってる。
・・・夢の通り!だがこのあとのことは全然分からない。
「ん?このガキまだ動くぞ?」
海飛は立ち上がろうとしていた。
「とっととくたばれ!」
黒いものを振り下ろす龍人。泣いているれな。血を流している海飛。そして何も出来ない俺。全てが真っ白になった・・
止めろ・・・止めてくれ・・・。そして
、
「止めろーーーー!」
最初のコメントを投稿しよう!