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あの事件から一夜明けた、俺はあの時に手に入れた力を確認しようとしていた
わかったのは
他人を操れる
他人の思考を読める
特定の場合で力が効かない
ということだった
あと、あの少女はなんだったんだ・・・一体なにをどうして・・・・姿も消えたし、あのカプセルも消えてた、まあじっくり考えていこう
寮の部屋にもどって扉を開けた
なぜかテレビがついてる
『以上がオウカ学園のテロリスト襲撃事件です。しかしなぜこんな学園を狙ったのでしょうか』
椅子に見覚えのある女性の姿が・・・あれは・・・あの時の少女
「実験しててわかったことはどのくらいだ?」
「お前、あの時の・・・実験って力のことか?よく実験してるとわかったな」
「あれは私が授けた力だぞ。それがわからなくてどうする」
「あれ・・・って・・・そんなことよりお前は誰だ、何しにここへ・・・」
「名前を名乗りたいが、私には名前はない、BC-32と呼んでくれ」
「BC?」
「研究施設にいたころの私の番号だ例の力に関することでもあるから説明しておこうか」
「してもらわなければ、こっちが困る。ちょうど俺もお前を探していたんだ」
「じゃあよく聞いておけ」
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