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紛争増加の原因である新資源、世界の政府たちはそれをファントミウムと名付けた、幻の物質だからphantomium、ファントミウムと言うらしい。まあ、わかりにくい変な名前よりは覚えやすいだろう。学園のテストで間違えるような奴もいなさそうだ。ファントミウムはもともと、昔アフリカに滞在するNGO団体の活動で発掘を行ってた。
そこで俺とジャックは知り合ったんだ、まだお互い幼かったし、お互い親もいないことからすぐ打ち解けた
「みろよ!ラーン!・・・・・・・・・・・・」
やめよう、こんな思い出を思い出すのは、ジャックとはアフリカを離れてから会ってない・・・・
そんな昔のことを懐かしみながら部屋までの広い校庭を歩いていた。
もう下校時刻を過ぎてるから生徒や教師はいない 多少は校内に残っていると思うが・・・・
・・・・うん?なにか燃えるような音が?・・・・上?
「な、なんだあれは!?」
空を見ると火の玉でできたほうきぼしのような物体が校庭に落下していた なんなのかと考える暇もなく、急いで遠ざかった
その物体は大きな音を立てて校庭に墜落した
ドゴーーーーーーーン!
「なんなんだこれは!?あぶなかったぞ!・・・・・ん?これは・・・・・カプセル?」
物体は中に何かが入っているようなカプセル状の物だった
「・・・・・とにかく教師に連絡を・・」
その瞬間、カプセルがラーンの言葉に相槌を打ったように開いた
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