偽りの平和

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開いた!?なんだ?俺は何もしていないぞ! 教師に伝えることが先決と考えていたが、一応カプセルの中を確かめたほうがいいだろうと思った。 燃えてたせいかカプセルはまだ熱が残っている、 注意深く近付いて中身を確認してみた。 人間?女、いや、少女か? 若い少女がその中にいた だがなんだ?この服は?みたことがない、それにところどころおかしな機械が付けられてる・・・・カプセルと繋がってるな、コントロールするための機械だったのか? 中身の意外性にあっけに取られていたが、おかげで冷静になれた。 とにかく教師の人達に知らせないと・・・・ 校舎に戻ろうとした瞬間大きい音が聞こえた ドドドド!! 今度はなんだ!?銃撃みたいな音だったが・・・ 正体はすぐにわかった、校舎に数十人の武装集団がいた、そのうちの数人がグラウンドにも来た 「ここにも生徒がいたか、この学園は我々が占拠する。おとなしく人質になってもらおうか」 何を言ってるんだこの男は・・・占拠?学園を?なんのために?政府局とかのほうに行くべきじゃないのか? 外を見ると警察軍や防衛軍が包囲していた 馬鹿!はやく突撃しろ!今なら! 「くっそ、もう集まったか、威嚇のために一人死なせるところを見せたほうがいいか・・・・よしお前がこい」 威嚇?死なせる?俺はここで死ぬのか?まだ16歳だぞ。いや、もっと幼く死ぬ奴も・・・・・そんなことじゃない、わけもわからない、このまま死ぬのか?・・・・・ ふざけんな、笑える冗談でもなんでもねーよ なんとかしてこの場を・・・・ こいつさえ倒せれば・・・・ 「あぁ?まだ女の子がいたか、お前もきてもらおう」 女の子? 後ろを向いたらさっきのカプセルの少女が立っていた。
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