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次の日オレは仲の良い慎と共に病院へと向かった。
慎は高校に入ってからの友達で、陽生と中学が一緒でたまに遊んでいたらしい。
陽生の病室の前まで行くとドアが開いていた。
覗いてみるとベッドの横の椅子に座り壁に寄りかかり外を見ていた。
夕日のせいか顔には赤みがあり、まだ肩で呼吸をしている気がする。
もぅ起きてて平気なの?
と声をかけると
「颯ちゃん!もう平気だよ!慎も来てくれたんだ!ありがとう^-^」
と満面の笑みを浮かべた。
赤みがかっている顔では説得力がなくおでこに手を当てると熱が伝わってきた。
「まだ熱あんじゃん!寝てろよ!」
「えぇ?もぅ平気なのに…」
「颯くんの言う通りもう少し横になっとけよ!」
わかったよ…と渋々ベッドに横になる陽生と話をしていたら、コンコンと音がしてドアの方を見ると同じ制服を着た男の子が立っていた。
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