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細い腕に刺さる点滴。 現実なんだと今更ながらぼ-っと眺めていたら、 もぞもぞ動きだした手 ごめんね…怖かったでしょ? とオレの手に触れてきて 震えてる。と小さく笑う陽生。 さっきの出来事などなかったかのように笑う陽生の笑顔はどこか弱々しくて オレの胸を締め付けた。 、
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