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私はね…真撰組２番隊隊長…大神 咲夜(ｵｵｶﾐ ｻｸﾔ)だ｡｣
すると攘夷志士の男達は互いに顔を見合わせると吹き出すように笑いはじめた｡
｢プッ…アハハハハ!!お前みたいなチンチクリンがあの伝説の２番隊隊長だってぇ!?そりゃあ,めでてーな!この胸無……｣
ザシュ…
さっきまで娘をからかっていた攘夷志士の男がいきなり倒れたかと思うと周りで笑っていた男達も血を吹いて倒れている｡
｢だれが胸無しだって??｣
男達の返り血を浴びながら静かに呟く娘｡
そんな娘に怯えながらも勇敢に立ち向かう攘夷志士｡
｢ふざけるなぁ…ッ!!｣
娘に四方八方から飛び掛かる男達｡
最初の内は避けていた娘だったが,段々と動きが鈍くなる｡
｢とったぁぁぁッ!!!｣
ちょうど娘の死角にいた男が娘の背中に向けて刀を振りかざした｡
｢ヤバいっ!!｣
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