ープロローグー

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とまぁそんなこんなで今は玄関前。 ほんと大変だったよ・・・・。 明日香がいきなり、「遅い!この駄犬!」って言いながら俺の手を取って全力疾走。いきなりでバランスを崩した俺はそのまま転倒。 そんなのお構いなしに明日香は俺を引きずりながらあの長い坂道を上っていったわけで。 お陰で俺の顔は傷だらけ、体もいろんなところを打ったから全身が痛いぜこの野郎! まあそんなことを言ったら今度こそ再起不能にされるから言わないけどな。 「ほら、教室いくわよ士郎。さっさとしなさい」 「いや、この顔でHRに出ろと?」 顔以外も傷だらけだけどね。 「あんたの顔がどうなってようが知らないわよ」 ひでぇなおい。 「いいからさっさと動く!」 へいへい。
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