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「人か…?」
息を殺して近付くと人間の足が草むらから飛び出ていた、錦は何があるのか分からないので護身用の銃を構えながら少し触れてみた
【ガサッ】
「!!……」
触れると同時にそれが動いて草むらを揺らした、それには驚いたが何とか声は出さずに冷静に銃を構えて更に近付いた
「日本人の様だな…」
顔を確認した錦はぼそりと呟く、倒れていたのは青年で息はしていた
「寝ているのか…打ち所が悪かったのか、ただ単に頑丈で鈍感なのか…」
ため息を付いて同じ日本人と言うことで緊張を一応は解いた錦は青年を起こすことにした
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