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会話が終わった頃静かな音を立てて扉が開く
男の子「あの…ここに女の子が運ばれたから見に行けって言われたんで見に来たんですが…」
男の子は弱々しく顔を出しまるで雲雀を恐れる様に訪ねる
雲雀「女の子?…もしかして奈良の事かい?」
私はまたもや自己紹介しないといけないと咄嗟に思い入って来た男の子へ自己紹介をした
奈良「えっと…初めまして私凉風奈良です」
私はニッコリ男の子に笑いかけると男の子は安心した様子で部屋に入り
ツナ「初めまして、俺は沢田綱吉って言います。もし良かったら後で2-Aに来てよ、俺の友達も居るからさ」
ツナはニコニコしながら私に言う
奈良「うん、わかった後で行くね」
つられて私もニコニコしながら返事返せば
ツナ「うん、それじゃあ待ってるからっ」
そう言ってツナは私に手を振り扉を閉め行ってしまう。雲雀は私の顔を見て
雲雀「ねぇ君、ここの生徒にならない?僕が校長に言っといてあげるから」
奈良「えっ!いいんですか?」
唐突に言われたことに驚いた私だが雲雀は本気らしく
何だか断れない気分だった
雲雀「僕が許すよ、君なら安心出来るから」
私はお礼を言えばふと何かを思いこんなことを言う
奈良「ありがとうございます!…あの~雲雀さんの事…恭弥って呼んでも良いですか?」
唐突なことに雲雀は驚く、まるでさっき雲雀に言われた時の私みたいに
だが雲雀は間をあけ冷静に
雲雀「勝手にどうぞ」
そう言ってくれた
私はつい嬉しくなり
奈良「やった♪ありがとう恭弥!それじゃあ私ツナの教室に行ってくるねっ」
そう言って私は雲雀に手を振り応接室を出れば教室へ向かった
雲雀「…奈良…不思議な子だね…」
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