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ゆうを乗せた救急車に乗って大学病院へ向かった。
酸素マスクをつけられたゆう。
その手はまだ小刻みに震えていた。
ゆう!ゆう!!!
何度呼びかけても反応しない。
救急車はすぐに大学病院に着いた。
ゆうを乗せたストレッチャーはすぐに集中治療室へと消えていった。
ゆうにもう会えなくなるんじゃ…
不安と焦りが募る…
そうだ、なおに電話しなきゃ。
公衆電話を探した。
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