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たけしSide
県大会も終盤に差し掛かったころだった。
ゆうが体の不調を訴えた。
ゆ)「たけにい、頭が痛いよ。」
この時、僕は単なる風邪だろうと思った。
頭痛薬をわたして、今日は練習を休むように言った。
部屋で仕事をし、しばらくして、部屋をのぞくとゆうは寝ていた。
そっとおでこをさわるととてもあつい。
びっくりして、ゆうを起こした。
た)「ゆう!ゆう!」
高い熱のせいか視点が定まらない。
た)「ゆう、熱計ろう。」
ゆうをしっかり抱いて熱をはかる。
ゆうがなにかしゃべった。
た)「うん?」
ゆ)「あ…た…ま…われ…そ…いた…い…」
普通じゃない…
何かを感じた。
病院に行こう
仕事に行っているなおにメールをして、ぐったりしているゆうを抱いて車で病院に向かった。
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