夏休み

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あのまま弘樹を放置していたら、それこそ他の方の迷惑になるので仕方なく弘樹を海まで引きずった 「お~沖縄の海よ!俺が来たぞ~!」 いつの間にか復活した馬鹿が何か叫んでいた・・・他人のふりでもしようかな・・・・・・ 「さ、美華達は先に着替えてきな。パラソルとか用意しとくから」 「あら、なかなか気が利くじゃない」 「・・・しゅう・・・ありがと・・・すぐ・・・戻ってくるね・・・」 と言って更衣室に走って行った。 なんで香奈は上から目線なんだ? それに比べて美華は、何ていい娘なんだろう! 何て軽く感動していると馬鹿が口を開いた 「じゃ、俺も着替えてくるわ」 「逃がすわけないだろ、お前も手伝うんだよ!」 「でも、早く海には「黙って手伝え」・・・はい」 俺達はパラソルを建てたり浮き輪を膨らましたりと色々準備をした
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