夏休み

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結局あれから美華が起きなかったのでおぶって帰ることになった 香奈は弘樹におんぶされて嬉しそうな顔をしていた 「あれ?そういえば、バスないしどうやって帰んの?」 「タクシーしかないだろ。荷物あるし、美華寝てるし香奈もいつの間にか寝てるし」 「ほんとだ、寝てる。可愛いな」 「はいはい、とりあえずタクシー呼ばないとな」 俺は携帯を取り出しタクシー会社に電話した 「じゃ、よろしくお願いします」 「どうだった?」 「あぁ、直ぐ来てくれるって」 「それはよかった」 <お待たせしました> 「どうも」 <どちらまで行きますか?> 「🌕🌕市までお願いします」 <はい、かしこまりました> タクシーは走り出した
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