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その後洗い物を済ませ、美華の頭を撫でながらテレビを見ている。
美華はさっきとおなじように目を細めて気持ち良さそうにしている。
「そういえば美華の親はどうしてんだ?」
「・・・・小学校の時・・・・事故で・・・ヒック・・・・・・・グス・・・」
そう言って涙を流し始めた
そっか小学校の時なんて辛かったし寂しかっただろうな
そう思い美華を思いきり抱きしめた。
「そっか、ごめんな辛かっただろ。でも大丈夫、これからは俺がずっとそばにいるから。」
「・・・・・・グス・・・いっぱいヒック・・・甘えても・・・グス・・いい?・・・」
「ああ、いいよ」
「・・・ありがと・・・・」
そう言って俺の胸の中で静かに泣いていた。
「・・・・しゅう・・・・ありがと・・・もう大丈夫・・・」
「そっか、美華今日家に泊まって行くか?」
「・・・いいの?・・・」
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