デート

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・・・入ったはいいがさっきから美華がびくびくしっぱなしだ。 グモォォォォ!!!! 「!!!!・・・何も見えない・・・何も聞こえない・・・聞こえない・・・」 「大丈夫か?美華」 「・・・うぅ・・・ダメ立てない・・・だから・・・おんぶ・・・して///・・・」 何かおんぶの所だけ元気だった気がするけど 「しょうがないな、ほら乗りな///」 「・・・ん・・・ありがと///・・・」 俺は美華をおんぶして歩き出した。 「美華、もうすぐで終わりだからそろそろ降りて」 「・・・・やっ!・・・・」 「どうした?」 「・・・もう少し・・・このまま・・・がいい・・・」 「わかったよ、でも終わったら降りてくれよ」 「・・・わかった・・・」 そう言って少し寂しそうな顔をした。 「家に帰ったらいくらでもしてあげるよ」 「・・・うん!・・・やくそく・・・だよ///・・・」 「わかったわかった。ほら終わりだから降りてくれ」 「・・・うん・・・でも・・・て・・・つないでも・・・いい?・・・」 「もちろん、はい!」 ギュウ 「・・・えへへ///・・・」 「さて次は何に乗る?」 「・・・しゅう・・・おなかすいた・・・」 それと同時に美華のお腹から可愛らしい音が聞こえた。 「じゃぁ何か食べに行こっか!」 「・・・うん!・・・」 そうして俺達はレストランに向かった
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