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そしてテストは終わり後は帰るだけだ。
「美華~そろそろ帰るぞ~」
「・・・あっ・・・しゅう・・・ちょっと・・・待って・・・弘樹君が・・・真っ白に・・・なったまま・・・動かないって・・・香奈が・・・心配・・・してる・・・」
「あぁ。大丈夫だ、あと二、三分で元に戻るるから」
「ほんと!?ほんとに大丈夫!?」
「あぁ大丈夫だよ。少し待っててみな」
「あれ?俺今まで何してたっけ?」
「ほらな」
「・・・ほんとだ・・・」
「よかったぁ~」
「弘樹はテスト時にいつもああなるんだ」
「・・・そうなんだ・・・」
「それよりもう帰ろうか。後は俺達だけだし」
「・・・うん・・・」
こうして俺達は学校を出た。
「・・・しゅう・・・家に・・何にも・・・ない・・・」
「ん、じゃあ買い物して帰るか」
「・・・うん・・・」
「と、いう訳で俺達は買い物して帰るから」
「えっ!何で二人で飯の相談してんの!?」
「えっ?言って無かったっけ?」
「何も聞いてないわよ!?」
「そうなんだ。実は今美華は俺の家に住んでるんだ」
「ちょ!それどういう事よ!?」
「そうだそうだ!羨ましいぞ!」
「弘樹は黙ってなさい!」
「ごめんなさい・・・」
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