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正宗の足音が聞こえなくなった
別の所でも探しているんだろう シンジはそう思い また暫く隠れる事に
この時ＰＭ２:１０
同時刻 中庭
正「隆！みっけ」
隆「やっと見つかった 長げした 、わぁで最後？」
正「あどシンジだげだな」
有紀「もうそろそろ帰るが？」
志穂「んだなぁ 帰ろ」
正「シンジー 帰るど 出で来い! シンジー!」
４人で探し 声を掛けるが反応がない
辺りをくまなく探す
勿論 あの校庭の隅にある用具小屋も
だが一向に見つかる気配がない
同時刻 用具小屋
シ【おがしい 物音一つしねな】
不安に思ったシンジは その小屋から出てみる
辺りを見渡しても 誰も居ない
校舎の方に歩いて行くと
教師A「あんた誰だ？こごで何してら？」
１人の教師が話し掛けて来た
シ『あっ わぁはこごの卒業生だども… あの〇〇先生さ 許可貰って校舎見学、させて貰ってるんだばって』
教師A「〇〇先生？ 〇〇先生って…
新卒のはずだども…あんた本当に 教え子か？」
何か 話が噛み合わない
ひとまず その場を後にする シンジ
シ『あっ せば これでー』
教師A「あっ!ちょっと あんた!!」
こうして足早に中学校を後にするシンジ
シ【あいづらぁ どさ行ったんだべ わぁば忘れで帰ったんだべがぁ】
そんな事を考えながら 家路へと就くシンジだった
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