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神奈川の機械部品工場に勤める【榊シンジ(仮名)】青森の田舎から出てきて 10年が経とうとしていた
仕事はいつも単調で同じ事の繰り返し 今日も朝8時に出勤し そつなく仕事をこなし 5時過ぎには家に帰るといった単調な毎日
ある日シンジに掛かってきた一本の電話
?「シンジだがぁ たんげ久し振りだなぁ 分がるが 俺だ 正宗だ」
そいつは小、中、高と一緒だった幼なじみで 名を【正宗(仮名)】と言う
シ『正宗!?正宗ってあの正宗な たんげ久し振りだなぁ 今、どさ居だのや?』
正「わぁも、一回県外さ出だんだばって 最近、こっちゃ戻って来たのや…」
シ『何、へば 今、青森なぁ』
正「んだ こっちさ住んでら… あっ!あのやぁ おめ、8月こっちゃ戻ってこれるが?」
シ『んだなぁ…盆だば何日が休みあるがら そこだば、帰るがなって、思ってらんだばって…なした?』
正「盆に同窓会やるがなって、思ってらんだばって なぁ、出れる?」
シ『んー…へば出るがなぁ』
こうして
迎えたお盆休み シンジは青森の実家に帰った
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