故郷

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駅を降りると 10年前とは違った景色がそこにはあった シ【あれー 前ここスーパーだったよなぁ あっ!あそこにマック出来たんだー】 10年という月日が街並みを大きく変えていた 正「シンジー こっちこっち」 正宗が迎えに来ていた シ『おう!久し振り 10年振りだな』 正「この辺も すっかり変わったべ 」 シ『んだなぁ あの辺なんて 前何も無かったのにな』 正宗と昔話に華を咲かせながら 家路へと向かう 正「へば また後でな 5時頃迎えに来るはんで」 シ『おう へばなぁ』 こうして正宗と別れたシンジは 家の中へ 母「シンジ帰って来たんだが 正宗君さ迎えに来てもらったっちゃーな」 シ『んだ さっきそごまで 送って来て貰った』 母「どんだ 仕事の方は?ちゃんとご飯食べでらんだが?」 母は久し振りに会うシンジに色んな質問をする 昔と変わらぬ我が家、見慣れた風景がそこにはあった 気づくとシンジは ウトウト眠りについていた 母「シンジー、シンジ、正宗君来ちゃーよ」 母の声に目を覚ますシンジ その時 時計の針は16時50分を指していた シ『悪りぃー正宗 ちょっと寝でまってやぁ 上がって待ってで』 正「なんも良いよ」 急いで出掛ける準備をし 正宗の元へ シ『悪りぃー 待だへだ 行ぐが』 こうして 正宗と共にシンジは 同窓会へと向かった
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