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彼女とはキス以外は前と変わらず友達の延長のように過ごし、上手くやっていた。
中学に上がると和真は男っぷりにさらに磨きがかかり、女の子を何股もするようになる。
「和真ってストライクゾーン広いよな」
余程じゃなければ断らない和真に誰かが不思議そうに尋ねた。
「馬~鹿、顔なんて目つぶったら後はわかんねえだろ」
「え!?」
「それより入れた時の相性だ。こればっかりはやってみないとわかんねえ」
その場にいた全員が絶句した。もうただのやりたい猿としか思えないが、そんな和真も女に関しては3つのルールがあるようだった。
自分から誘わない、好きと言わない、学校内の子とはやらない。和真の辞書に愛というものはないらしい。
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