2.出会い

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  いや、それよりハチミツ男を伝えなきゃ。 「あっなんかハチミツみたいな男」 「……まぁ、そのハチミツ男が?」 「距離は遠くなのに目が合ったの」 「おおっ♪」 笑みを見せる奈魅。 「いや!!そういうのじゃないよ?!ただなんか忘れられない」 「ふーん…お風呂でも?」 「うん」 「トイレでも?」 「うん…」 「そりゃ恋だね。コイ」 「うん…はあいっ?!」 いけない!!流されてた… 「春ねぇ…っふふ」 「いや!!待って!!絶対違う!!」 私の否定も聞かず、 奈魅は'恋'だと言い続けた。 んも…余計頭こんがらがってきた… こっ恋なんて何年ぶりだろ? うーん… いや!!待って!!何恋って認めてんの?! 違う違う違う!!うん。 私の中でこの難問に また1つ鍵を掛けられたようになった。  
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