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いや、それよりハチミツ男を伝えなきゃ。
「あっなんかハチミツみたいな男」
「……まぁ、そのハチミツ男が?」
「距離は遠くなのに目が合ったの」
「おおっ♪」
笑みを見せる奈魅。
「いや!!そういうのじゃないよ?!ただなんか忘れられない」
「ふーん…お風呂でも?」
「うん」
「トイレでも?」
「うん…」
「そりゃ恋だね。コイ」
「うん…はあいっ?!」
いけない!!流されてた…
「春ねぇ…っふふ」
「いや!!待って!!絶対違う!!」
私の否定も聞かず、
奈魅は'恋'だと言い続けた。
んも…余計頭こんがらがってきた…
こっ恋なんて何年ぶりだろ?
うーん…
いや!!待って!!何恋って認めてんの?!
違う違う違う!!うん。
私の中でこの難問に
また1つ鍵を掛けられたようになった。
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