8人が本棚に入れています
本棚に追加
いつも通りの5校時目
あっまただ。
あの小さな小人(社会の先生)
自分の好きな時代を教えるとなると張り切りすぎてチョークを2本は折る。
もう力加減分かっても可笑しくないよ…
なんて考えてる内に目線は、外に行った。
あー退屈。
と考えてるといきなり
少し強めの風がふいた。
「っ…」
思わず目を瞑る。
何かが手に触れたと感じ、
目を開けると
ノートの上に1枚の花びら。
無性に触りたくなった。
手に取って触れた。
――バンッ―
窓際の生徒が窓を閉める音で、はっとした。
強めの風がふいたので、授業中の教科書がバサバサと音を立てる。
あっ閉めきゃ…
最初のコメントを投稿しよう!