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「ねぇ❗待ってよ‼」
もくもく屋上へと歩いていて話を聞いてくれない。
ガチャ
ドアを開けると雲を切ったようなキレイな空だった。
「うぁ~キレイ✨」
キレイと言うしか何も言えない。
「クス…本当だね。」
(何か…笑われた気がした。)
「光くんっていつから2人と仲がいいの?」
「…小さい頃から」
空を見ながら光くんが言った。
「ふーん。」
「でも…始めはお互いの名前を知らなくてさ。」
(え?)
「だからお揃いの物をもってたんだ…それで小学生の時に会った。」
「すごいね。」
(まるで、おとぎ話みたい。)
私はそう思った。
「君は今日親きてないの?」
「え⁉」
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