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「ごめん…聞こえてた。」
光くんは申し訳なさそうにうつむきながら言った
「ううん。平気だよ。」
私はニッコリと笑った。
「やっぱり似てる。」
「え?」
光くんはそう言うと私に顔を近づけてきた。
「光…くん?」
私は後ずさりしたが壁に追い詰められてしまった
「初恋の子に」
真剣な顔に見つめられそっと耳元に近づき
「キス…させて」
「え⁉何言ってー❗」
言い終わる前に口を塞がれてしまった
「ー❗ー。」
抵抗してもびくともしないそれに頭がボーとしてきた
「…蓮香」
光くんは口を離し私をじっと見てきた。
私はそのキレイな瞳から目が離せなくなった。
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