ファーストキス

3/4
前へ
/20ページ
次へ
「ごめん…聞こえてた。」 光くんは申し訳なさそうにうつむきながら言った 「ううん。平気だよ。」 私はニッコリと笑った。 「やっぱり似てる。」 「え?」 光くんはそう言うと私に顔を近づけてきた。 「光…くん?」 私は後ずさりしたが壁に追い詰められてしまった 「初恋の子に」 真剣な顔に見つめられそっと耳元に近づき 「キス…させて」 「え⁉何言ってー❗」 言い終わる前に口を塞がれてしまった 「ー❗ー。」 抵抗してもびくともしないそれに頭がボーとしてきた 「…蓮香」 光くんは口を離し私をじっと見てきた。 私はそのキレイな瞳から目が離せなくなった。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加