恐怖

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目を開けると男子たちが居なくて怜司くんだけがそこにいた。 「もう平気だよ。蓮香」 優しくそう言うと怜司くんは私に近づいてきた。 「あ…ありが…っ」 お礼が言いたいのに涙が出てきて上手く言えない。 「怖かったよな?もう大丈夫だから。」 そう言うとフワッと私を包むように優しく抱き締めてくれた。 「~。」 (ずるい…だけどこの感じ昔にもあったきがする。) 私は声をこらえて泣いた。
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