二十三話~心に降る雨は痛すぎて

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  好きなものは好きと 言ってください 嫌いなものは嫌いと 言ってください なんだか眠れない夜を 過ごしています 私が眠れない夜 こんな日はあなたの気持ちを 噛んでみます 何もない空気のように 私は一人置いていかれます どうか何もかも 見えない未来は要らないのに どうしてもどうしても あなたが遠いのです 一人彷徨う私は一人きり そんな淋しいことさえも強がり笑顔を見せて もう帰らないかしらと もう出会った頃の気持ちは難しいかと 一人心に刻んでいます 今日のように晴れた空 だけど変わっていく季節と 同じようにあなたが変わる 晴れ渡る空に私だけに見えている 誰も感じることのない見えない雨 心を貫く冷たい雨 今日のように晴れた空 だけど変わっていく季節と 同じじようにあなたが変わる 晴れ渡る空に私だけに見えている 誰も感じることのない見えない雨 心を貫く冷たい雨
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