二十九話~自惚れと私の心

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  誰かの気持ちが あなたに分かるなら あなたは誰ですか? 私の気持ちを 分かるなら あなたは 私と同じように 泣いてください それは私の存在を忘れるくらい 泣いてください 私の隣で 肩を叩き 分かるような素振りが こんなに辛いのは 本当は この痛みを誰にも 分かち合えないことを 知っているからです だけど誰かに縋る私が ここにいるのは 本当は知って欲しくて あなたに肩を抱いて欲しくて だけど… だけど… 知ってください 誰の心も分かることが 本当は誰にもできない 自惚れだったいうことを だけど… あなたに私の心のすべてを 知って欲しいといる私がいることを だけど… だけど… 知ってください 誰の心も分かることが 本当は誰にもできない 自惚れだったいうことを だけど… あなたに私の心のすべてを 知って欲しいといる私がいることを 知ってください…
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