メリーさん、もといメリーちゃん

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「私にだって、せ、責任があります」 「なんの?」 あまりに突拍子のない発言で妙に冷静になってしまって、普通に訊いてしまう。 よく考えたらとんでもなく異常事態…………。 やっぱり、出ていってもらおう。 「ご迷惑をおかけいたしましたし、よければ私の身体で精算を………」 塩を撒こうと振りかぶっていたとき、メリーさんが僕のベットをチラリと見る。 マサカ? 「それが、ここの習わしですよね」 「ねぇ、ドコデ仕入レタ情報デスカ?」 「秘密です💕」 「だからどこで…」 「秘密です」 メリーさんにイニシアチブを握られた。
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