とある日…

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とある日… 得意先のプレゼンテーションでの新商品の紹介。 得意先のボス曰く、 結局、今使っているものより、ちょっと良くしたものなんだね? この商品は良いものだと思う。でも出すのが遅かったね。 少しくらいの利便性の向上で採用したら、今使っているのにやっと慣れたところなのに、二つに増えると現場が混乱を起こしかねない。 クライアントに間違いが起こるリスクが大きすぎる。 『はあ…そうですか。確かに、おっしゃる通りですが、選択肢が増えるのはいいのじゃないの?』 こちらの言葉に理詰めで答える得意様。 こちらも会社からの大きなノルマがある。 今後どうしよう… また一つ追い込まれた。
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