パース最後の夜

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私はあかりと別れて電車に乗った。 頭の中はこれからの事しか考えてなかった。 これから始まる仕事の事。 不安と期待。 電車の中でいろいろ考えてた。 弘子の家の近くの駅で降りて、電話した。 「もうすぐ着くからよろしく~」 バックパックを背負って歩いて家へ向かう。 弘子の家は駅から1キロくらい歩く。 家が遠い。 ちっとも足が進まない… 暑い… 重い… 疲れた… 辛い… 私はかなりテンションが落ちてた。
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