レア・ハンター

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「いやいやー!そのアイテム持ってないもーん!くれるまで離れないからねー!」 少女のPCは抱き着いたまま離れない 「…もぅいい。アイテムも買ったし、ダンジョン行くべ」 俺は少女のPCに構わず歩きだした 「あ、ちょっとちょっと!私まで連れて行く気!?」 「お前がくっついてるからだろ?嫌なら離れろ」 「むむぅ…ここでレアアイテムを持つ悪いおじさんを見失うわけには…」 「誰が悪いおじさんだ!全く…そんなレアアイテムが欲しいなら自分で見つけろ!」 「…仕方ない!私もおじさんと一緒にダンジョン行くよ!おじさん名前は?」 「ミケだ。決しておじさんではない!お前の名前は?」 「私はレアハンター・ユナリン!よろしくね♪ミケ猫♪」 …猫言うな! 俺はユナリンを背負いながらダンジョンに向かった  
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