進級後

2/3
前へ
/62ページ
次へ
「はい。終わりの時間だよ。帰る準備しな~。」 号令をかけるのは、三年生の、 福川 美奈(フクカワ ミナ)先輩 キャプテンで私が母の他に相談出来る唯一の人。 私は、バスケ部と生徒会の両方に参加している。 そして、レギュラーとして試合に出させてもらっている。 先輩は同じレギュラーで一緒に戦い、一緒にお互いを高めあった、ライバルであり、親友のような存在だ。 凜「お疲れ様です。美奈先輩。」 美「うんっ。お疲れっ。」 明るい笑顔で私に応えた。 そのあと、 美奈先輩にカッコイイ一年生がいて、その人のことが好きになった、 と相談を受け、 帰ったのは一時間後だった。
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加