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「はい。終わりの時間だよ。帰る準備しな~。」
号令をかけるのは、三年生の、
福川 美奈(フクカワ ミナ)先輩
キャプテンで私が母の他に相談出来る唯一の人。
私は、バスケ部と生徒会の両方に参加している。
そして、レギュラーとして試合に出させてもらっている。
先輩は同じレギュラーで一緒に戦い、一緒にお互いを高めあった、ライバルであり、親友のような存在だ。
凜「お疲れ様です。美奈先輩。」
美「うんっ。お疲れっ。」
明るい笑顔で私に応えた。
そのあと、
美奈先輩にカッコイイ一年生がいて、その人のことが好きになった、
と相談を受け、
帰ったのは一時間後だった。
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