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朝、私は早くに学校へ行く。
バスケ部の朝練がなくても、
一人静かな空間で読書をするため。
私は色々読む、恋愛モノ、ミステリー、SF、ファンタジー。
だけど……人には言えない。
私がアレな小説とか読むことを…
話の中に入り込んで想像(妄想)したりするのが、私の日課となっていた。
キャー、と女子達の声がした。
"カッコイイ一年生"というのが登校して来たのだろう。
美奈先輩が言っていた"カッコイイ彼"
私が、あの時見た"彼"
やはり同一人物なのだろうか?
確かめるために、私は廊下の窓を全開にして、その"彼"を探した。
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