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三時間後、部員の皆は家に帰っていく。
「竜也~帰ろうよぉ~。」
手を振りながら叫ぶヤツは
辻堂 楓(ツジドウ カエデ)
生徒会に所属していて昔からの幼なじみだ。
竜「ワリィな。残って練習するから、また今度な。」
楓「そっか。じゃあね。」
楓は走って帰っていった。
中学の頃、毎日一緒に帰っていたが、中学三年の夏に楓に告白された。
だが、俺は断わった。友達としては好きだが、異性として見ていなかったから。
そんな気持ちで付き合うのは失礼だから。
それから、一時間自主練したあと家路に着いた。
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