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「いや、胸あるのかなー
って思ったからさ」←
俺が何気なく答えると
中島にべちんと腕を叩かれた
「あほか、俺は男だ!
胸なんかあったら奇跡、っ」
突然雷が落ちて電気が消えた
ぴかっ
窓の外で雷の光が見えた
「や、まだ‥?」
中島は俺に近寄ってくると
急に抱きついてきた
「中島?どうした?」
さっきまであれだけ
ツンツンしてたくせに
今は兎みたいだった
「か、かみなり‥やっ」
また窓の外で雷が光った
更に中島は
俺の服の裾を掴んで、
俺の胸板に顔を埋めた
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