古墳にて

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「 あ~あ、最近、つまんないな~」 一人の少女が呟いた。 少女の名前は、美夜さくら。 一人ぶらぶらと、野原を歩いている。 昔から、神隠しがあると誰も近付かない古墳近くに、いつの間にか、来ていた。 (いつの間に、こんなとこまで。) 慌てて引き返そうと思った瞬間、古墳の入口にキラキラ光るものが見えた。 さくらは、正体を確かめる為に、入口から中に入った。 「変ね~ この辺なんだけど」 中は、真っ暗闇で、カビ臭い中を手探り状態で進む。 「あ、あった」 さくらは、光るものを手にとった。 その途端、強烈な光を浴び、いつの間にか、意識を失った。
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