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それはしとしとと冷たい雨が降る春の事でした…
私はその時
学校の帰りでした
自分の家の前ぐらいに来たとき
『ウミャーオ』と声がした
私は何だろう?と思い
声のした方へ歩いて行くと
そこには小さなダンボールに捨てられている
小猫の姿がありました。
『何でこんな所に…』
小猫が捨てられていた場所は
人目に付かない空き地でした
『どうしよう…私マンションだから…飼ってあげられないよ』私が言うと小猫は悲しそうに
ミャーと鳴いた。
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