第6話

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その瞬間、手首をベッドの支柱に括りつけられた。 「え?」 呆気に取られているうちに、四肢が拘束されていく。 意味がわからずに彼を見上げると、冷たい瞳で自分を見下ろしていた。 「んぅう…」 口付けられたかと思うと、不躾に秋田の舌が口腔内に侵入してくる。 それと同時に何か固形物が入って来た。 「んぐぅ!?」 本能で、これを飲み込んではいけない事に気づいていた。 しかし、吐き出したくても彼に塞がれていて出来ない。
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