第8話

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秋田らしからぬ振る舞いに白藤はついていけず、快楽と情けなさで目に溜まった涙もそのままに、呆然と彼を見上げた。 「そんな顔しなくても、慣れてるんだろ?こーゆーこと。」 秋田の指がまた入ってきた。 軋む蕾を抉じ開けるようにぐちくちとなぶり続ける。 「いっ…たい…」 手のひらに爪が食い込むほど強く握りしめながら耐える白藤。 なのに雄からは蜜がぽたぽた落ちている。 「じゃあ、止めよっか。」 「ひぃんっ」 秋田の指が引き抜かれる。 あれほど辛かったのに、自由になった蕾は何かくわえるものを求めてヒクついていた。
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