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秋田らしからぬ振る舞いに白藤はついていけず、快楽と情けなさで目に溜まった涙もそのままに、呆然と彼を見上げた。
「そんな顔しなくても、慣れてるんだろ?こーゆーこと。」
秋田の指がまた入ってきた。
軋む蕾を抉じ開けるようにぐちくちとなぶり続ける。
「いっ…たい…」
手のひらに爪が食い込むほど強く握りしめながら耐える白藤。
なのに雄からは蜜がぽたぽた落ちている。
「じゃあ、止めよっか。」
「ひぃんっ」
秋田の指が引き抜かれる。
あれほど辛かったのに、自由になった蕾は何かくわえるものを求めてヒクついていた。
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